先日ホテルで受けたヨガ体験で、ヨガに苦手意識をもつ夫が気に入った『針の糸通しのポーズ』をご紹介します。
針の糸通しのポーズの効果
肩こりや首のこりの解消に効果的です。上半身をねじっていくことで、内臓を刺激して活性化していきます。肩甲骨まわりがじんわりと伸びて、肩や首のこりがほぐれて気持ちよくなります。
まずは、動画でイメージを掴んでみましょう。ヨガの練習の参考に、英語の勉強がてら英語のサイトでよく見ています。
針の糸通しのポーズをやってみましょう
針の糸通しのポーズ〜準備編
四つん這いになります。四つん這いのポイントは、この2点です。
・手は、しっかりパーに開きます。親指の付け根、人差し指の付け根、小指の付け根、小指側の手首、の4点でマットを押さえながらマットをつかむイメージです。
・手首は肩の真下に、ひざは腰骨の真下に、なるようにセットします。
四つん這いの準備は、いろいろなアーサナ(ポーズ)の基本になります。以前の記事で書いたダウンドッグを始めるときにも使えますので、確認してみてくださいね。
針の糸通しのポーズ〜本編
1) 息を吸いながら、左手は床に置いたまま、右手を天井の方に伸ばします。
2) 息を吐きながら、右手の甲を床にはわせながら左脇の下を通って、右の肩と側頭部を床につけます。
肩と頭を床につけるのがきつかったら無理につけないように気持ちのいいところで伸ばしていきましょう。
首や肩はリラックスした状態で、呼吸はゆったり続けながら、5カウント数えます。
3) 次の吸う息で、ゆっくりと右腕を抜いて、四つん這いのポーズに戻ります。
4) 反対側も同様に行います。左手を天井の方に伸ばします。
5) 息を吐きながら、右脇の下を通って、左の肩と頭を床につけます。肩と頭を床につけるのがきつかったら無理につけないように気持ちのいいところで伸ばしていきます。
6) 次の吸う息で、ゆっくりと左腕を抜いて、四つん這いのポーズに戻ります。
針の糸通しのポーズ〜応用編
慣れてきて余裕がありそうだったら、2で右肩を床で安定させたところで、床につけている左手をゆっくり天井の方に伸ばしてみると、ひねりがさらに深まります。
まとめ
上半身をねじりながら、肩甲骨周りをほぐして背骨のゆがみを整えていくので、姿勢改善の効果も期待できます。
四つん這いになるスペースさえあればすぐにできるポーズなので、寝る前や朝起きた時に布団の上で、ぜひ試してみてくださいね。