QUATRE(キャトル)の庭

アシュタンガヨガをしているヨギーニのQUATRE(キャトル)です。生活のヒントになるような情報や疑問に思ったことの調べごとメモを発信しています。

受験生応援はゲン担ぎより記憶力を高める食べ物のメニューがおすすめ

こんにちは、QUATRE(キャトル)です。

受験シーズン到来ですね。

この時期になるとスーパーに受験生応援の験担ぎの商品が並んでいます。最後のおまじないに買いたくなる人も多いと思いますが、そこは冷静に、◯◯商法に乗らず、本当に受験生のためになるものを選びたいものです。

そこで、ラストスパートにオススメの、記憶力を高めるメニューやお菓子にオススメの食材を厳選してご紹介したいと思います。

受験生応援のゲン担ぎ

ホットペッパーの験(げん)担ぎグルメ調査(2017年)によると、

1位 カツ丼 2位 カツカレー とお馴染みのメニューが並んでいます。 

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(引用元:日経スタイルより)

 また、ベネッセによる子供に作ってあげたいご飯のアンケート調査でも、

1位 とんかつ 2位 カツ丼 と、カツが上位にランクインしています。 

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(引用元:ベネッセ教育情報サイトより)

カツ丼でゲン担ぎをして気合をいれたいという気持ちもわからないでもないですが、このゲン担ぎはあまりおすすめではありません。

豚カツには、豚の脂に加えて、衣に酸化した油がたくさん含まれているので、消化に時間がかかってしまいます。試験を控えて緊張しているときに胃腸に負担がかかるので、特に胃腸が弱い人は消化不良胃もたれを起こす場合もあります。

試験が終わってからにしたほうがよさそうです。

また、甘いお菓子は、疲れた頭を休めるのにちょっと食べるのはいいけれど、糖分を摂りすぎると、かえって、眠くなって集中力ちるので、逆効果です。

受験生応援の記憶力を高める食事|カレー

インドではスパイスはキッチンファーマシーと呼ばれていて、その日の体調に合わせて調合されるのだそうです。カレーには、脳にいいスパイスがたくさん入っています。市販のカレー粉やカレールーを使えば、手軽に摂ることができますね。

脳にいいスパイス|ターメリック

物忘れ防止に。

脳にいいスパイス|クミン

脳にダメージを与える活性酸素を減らす効果があります。

脳にいいスパイス|ナツメグ

リラックス効果があります。

脳にいいスパイス|ブラックペッパー

血液循環がよくなります。

脳にいいスパイス|コリアンダー

脳のはたらきの老化予防。

脳にいいスパイス|シナモン

毛細血管の健康を保ちます。

受験生応援の記憶力を高める栄養素

脳にいい栄養素|亜鉛

脳の発育や精神・神経機能を育てるのに必須の栄養分で、集中力が高まります。オススメは牡蠣です。

脳にいい栄養素|DHA・EPA

DHA(ドコサヘキサエン酸)とEPA(エイコサペンタエン酸)は、体内ではほとんど作ることができないオメガ3系脂肪酸の必須脂肪酸で、脳の血流を高める、記憶力の維持に役立つことが認められています。

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(引用元:サトウ製薬ホームページより)

マグロ、アジ、サバ、イワシ、カツオなどの青魚がオススメです。ただし、調理することでDHA量が減少するので、食べ方にポイントがあります。

焼いたり煮ると約20%減、揚げ物では約50%減と言われています。

脳にいい栄養素|ブドウ糖

ブドウ糖は、脳のエネルギー源です。ブドウ糖が不足すると、血糖値が下がり、集中力や記憶力が低下して頭がボーッとしてしまうこともあります。

受験生応援におすすめしたいお菓子

砂糖がたくさん入った市販の受験生応援の験担ぎのお菓子はオススメできません。小腹が空いた時に摂るなら、受験のパフォーマンスに役立つものをつまみたいですよね。

栄養補給にもなる食材をご紹介します。

くるみ

くるみにたっぷり含まれるオメガ3脂肪酸は脳の炎症を抑えるのに役立ちます。また、くるみに含まれるポリフェノールは、抗酸化作用があるので、脳に悪影響のあるフリーラジカルから脳を守ってくれます。

この時に選びたいのが生の無塩くるみです。

生の無塩くるみは、しっとりとして苦味もなく栄養価も高いスーパーフードだからです。せっかく良質な脂質が含まれていても、加熱処理されて時間が経つと酸化が進んでしまうし、味も苦くなってきます。

記憶力や学習能力のパフォーマンスが期待される量は、1日30~50gです。

 

参考 脳にいい食事大全 1分でアタマがよくなる食事の全技術 [ ミシェル・ショーフロ・クック ]

ブルーベリー

ブルーベリーには、ビタミン(ビタミンE、ナイアシン、葉酸など)や、マグネシウム、マンガン、カリウムなどのミネラルが豊富なので、脳の強化脳の保護に役立つと言われています。

ブルーベリーのフラボノイドには、フリーラジカルを破壊する抗酸化作用があるので、フリーラジカルの脳へのダメージを抑えてくれます。

また、ブルーベリーに含まれるサリチル酸には抗炎症作用があって天然のアスピリンとも呼ばれています。

この時に選びたいのが生のブルーベリーまたは冷凍のブルーベリーです。1/2カップのブルーベリーを週に5日食べると効果的だそうです。 

参考 脳にいい食事大全 1分でアタマがよくなる食事の全技術 [ ミシェル・ショーフロ・クック ]

チョコレート

id:shimazo3 さんより、

脳にいい食材でチョコレートをご指摘いただきました。

ありがとうございます! 

高カカオのチョコレートを食べると、記憶力学習能力が向上するのではないかと言われています。 

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(引用元:明治 みんなの健康チョコライフより) 

高カカオのチョコレート(カカオ分72%)を毎日25gを4週間食べた結果、血中のBDNF(Brain-derived neurotrophic factor)が増えることが判明。

このBDNFは、“脳の栄養”と呼ばれていて、記憶を司る脳の海馬に多く含まれているため、記憶学習の認知能力の向上が期待されています。

「今回の研究ではチョコレートを食べると血液中のBDNFが増えることが分かりましたが、それが本当に脳のBDNFを増やすかどうか、また、脳のBDNFが増えると認知症が予防・改善されるかどうかまでは証明されていません。しかし可能性は大いにあると思います」(引用元:NIKKEI STYLEより)

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