こんにちは、QUATRE(キャトル)です。
新型コロナウイルス感染症予防で、
「あれがいい」
「こうしたらいい」
「ワクチンがなくて治療法がない」など
情報が飛び交っています。
街からマスクやアルコール消毒液が消え、ネットではマスクが高騰で入手困難になっています。
私も心配になって、図書館に行って大手の新聞各紙をみたり、「週刊◯◯」系の雑誌の特集を読んでみたり、ネット情報をみたりです。
「それって本当に効くの?」ということから「効くかどうかわからないけど、やってみたらいいかも」ということなど、本当にたくさんで、煽られている感がすごいです。
これまで調べてみたなかから、今すぐできる予防法をまとめてみました。
マスクは新型コロナウイルス予防にならない!?
ドラッグストアやコンビニエンスストアで売られているサージカルマスク
も、N95の防塵マスクも、新型コロナウィルス感染症の予防にはなりません。
マスクは、ウイルスを持っている人が菌を撒き散らさないためのものだからです。
防塵マスクN95が注目されていますが、これも、0.1マイクロメートルの新型コロナウィルスの侵入を防ぐことはできません。
情報として、WHO(世界保健機構)と日本政府があげている予防法を見てみましょう。
新型コロナウイルスの予防法|WHO
WHO(世界保健機構)は、新型コロナウイルスの予防に有効として6項目を挙げていますが、マスクの着用は推奨されていません。
(引用元:WHOホームページより)
- 擦式アルコール製剤を手に擦り込む、または、石けんと水で洗い流して、手を清潔に保つ
- 咳やくしゃみをするときはティッシュまたはひじで口と鼻をカバーする。使用後はティッシュを速やかに捨てて手を洗う
- 発熱や咳をしている人には近づかない
- 熱、せき、呼吸困難などの症状がある場合は、早急に医療機関に連絡をとり渡航歴の情報を知らせる
- 新型コロナウイルスが発生した生鮮市場に行くときは、防御しないで直接動物に触れない 生の動物性食品は避ける
- 生肉、牛乳、動物の内臓は特に注意する。非加熱の食品と混ぜることは避ける
新型コロナウイルスの予防法|WHO (2020.2.29更新)
世界保健機関(WHO)は、かぜの症状がない人は予防目的でマスクを着用する必要がないことをあらためて呼びかけています。
世界保健機関(WHO)は2月29日までに、新型コロナウイルスの感染予防に向けたマスクなどの適切な使い方の指針を公表した。せきやくしゃみといった症状がない人は予防目的で学校や駅、商業施設など公共の場でマスクを着用する必要はないとして、供給不足に拍車を掛けないためにも過度の使用を控えるよう呼び掛けた。(引用元:共同通信より)
新型コロナウイルスの予防法|厚生労働省
厚生労働省も新型コロナウイルスの予防としてマスクの着用を推奨してません。
- マスクは、ウイルスを人にうつさないためのもの <咳エチケット>
- マスクには、予防効果はあまりない
問10 マスクをした方がよいのはどのよう時ですか?マスクは、咳やくしゃみによる飛沫及びそれらに含まれるウイルス等病原体の飛散を防ぐ効果が高いとされています。咳やくしゃみ等の症状のある人は積極的にマスクをつけましょう。 予防用にマスクを着用することは、混み合った場所、特に屋内や乗り物など換気が不十分な場所では一つの感染予防策と考えられますが、屋外などでは、相当混み合っていない限り、マスクを着用することによる効果はあまり認められていません。(引用元:厚生労働省ホームページより)
マスクの着用は咳エチケット
せき、くしゃみが出ている人が、感染を広げないために、マスクを着用することまたはハンカチや袖などで口や鼻を覆うこと、が、咳エチケットです。
もし、身の回りに咳をしている人がいたら、マスクの着用をすすめましょう。
マスクを着用するときのポイント①
マスクは、顔とマスクの隙間ができないよう、サイズや形に注意して、鼻からあごまですきまなく覆うことです。
マスクを着用するときのポイント②
マスクは、毎日交換しましょう。 交換する時は、表面にウイルスが付いているかもしれません。耳にかけるゴムの部分を持って手にウイルスがつかないように気を付けまししょう。
手で口や鼻を覆った場合は、すぐに手を洗いながしましょう。汚れた手で口や鼻に触るのを防ぐ効果があります。
マスクは予防の意味はないの?
マスクは、喉を保湿する効果や菌を持っている人からの飛沫を直接浴びるのを防ぐ効果があるので、全く意味がないわけではありません。
しかし、使い捨てマスクがないからといって、パニックになる必要はありません。
マスクの効果|保湿
喉を保湿するだけであれば、マスクでなくてもいいはずです。
- ネックウォーマーを使う
- 加湿器を使う
- 鼻呼吸でなく口呼吸をする
などで対応が可能です。
マスクの効果|飛沫を防ぐ
ウイルスを含んだ飛沫を直接浴びないためであれば、サージカルマスクや手作りマスクで十分です。
ただし、飛沫を防ぐこととウイルスを防ぐことは、先ほど書いた通り別です。ウイルスを防ぐことはできません。
新型コロナウイルス(COVID-19)予防法
インフルエンザと同じく、手洗い、うがい、マスクの着用や交換といった対策が有効と考えられています。
厚生労働省は、「過剰に心配することなく、風邪やインフルエンザと同様に、まずは咳エチケットや手洗いなどの感染症対策を行うことが重要です」
と呼びかけています。
すぐに取り組めそうなことから、確認してみましょう。
新型コロナウイルス予防法 ① 手洗い
せっけんを使ってこまめに手洗いを徹底しましょう。
洗い方は、手のひらだけでなく、指の間や手の甲、指の先なども念入りにしっかり洗いましょう。目安は20秒です。
新型コロナウイルス予防法 ② アルコール消毒
ドアノブや手すりなどのアルコール消毒も有効とされています。
ウイルスが付着している手すりなどを触ることによって、手にウイルスが付き、その手で口や鼻などを触ると、体内に入ることがあるからです。
新型コロナウイルス予防法 ③ 口腔ケア|朝起きたら歯磨き
朝起きたらすぐに歯磨きをするのが効果的だそうです。
口の中にいる最近が持っているプロテアーゼという酵素がインフルエンザウイルスを覆っているタンパク質の膜を壊してウイルスをむき出しにして強力化してしまうからです。
朝起きたら、何かを食べたり飲んだりする前に、歯磨きをしてプロテアーゼを洗い流すことが免疫力アップにつながります。
新型コロナウイルス予防法 ④ 水分補給
感染源となる口、鼻、目のうち、口からの感染に有効です。のどに着いたウイルスは20分で細胞内に入ると言われています。
こまめに水を飲むことで、のどに付いたウイルスはこまめに水分をとって胃酸のある胃に流し込み、喉を潤すことで感染しにくくなります。
新型コロナウイルス予防法 ⑤ 湿度50〜60%
口や鼻から入ったウイルスがのどの粘膜細胞に吸着して細胞の中に入ることで感染します。
のどには、ウイルスなどの異物が体に入らないようにバリア機能が備わっていますが、空気が乾燥してしまうとこのバリア機能が低下してしまいます。
また、湿度が60%を超えると、インフルエンザウイルスは、活動力が落ちて失活することもわかっています。
3) 適度な湿度の保持 空気が乾燥すると、気道粘膜の防御機能が低下し、インフルエンザにかかりやすくなります。特に乾燥しやすい室内では、加湿器などを使って適切な湿度(50~60%)を保つことも効果的です。(引用元:厚生労働省ホームページより)
新型コロナウイルス予防法 ⑥ 免疫力をあげる
(引用元:日本経済新聞ホームページより)
現在、治療法がないといわれている新型コロナウイルス感染症ですが、ウイルスが粘膜について体内に侵入しても、免疫力があればウイルスから身体を守ることができると言われています。
免疫力を高めるために、十分な栄養と十分な睡眠をとることが大切です。抗ウイルス効果が期待されている、緑茶やネギなどの食材を取り入れるとよいと言われています。
くわしくはこちらの記事で。
新型コロナウイルス予防法 ⑦ 部屋の換気
室内にいる場合はこまめに換気しましょう。
新型コロナウイルス予防法 ⑧ 人混みをさける
人混みに近づかないようにしましょう。
COVID-19新型コロナウイルス感染症最新情報
ネット検索していると、情報がありすぎてどれが最新情報かわからなくなることがあります。
そんなときに、おすすめなのが、ジョンズ・ホプキンズ大学の研究者が作成している新型コロナウイルスの拡散情報を可視化マップ。
アメリカ疾病対策予防センター(CDC)、WHO、中国当局などの情報が更新されています。
このサイトでは、 最新の総患者数(Total Confirmed)、死者総数(Total Deaths)、回復患者総数(Total Recovered)が随時更新されています。
地図上の赤いエリアはウイルスが発生している箇所で、カーソルをあわせるとその地域の発生状況が表示されます。
例えば日本を選ぶと、下のように最新情報を確認することができます。
ぜひ、ご参考くださいね!