こんにちは、QUATRE(キャトル)です。
梅雨というのに真夏のような暑さですね。
この暑さ、日本どころか欧州各地では40度を超えるで熱波が襲っています。
(引用元:Severe Whether Europe より)
2022年 梅雨とラニーニャ現象
今年の夏は猛暑のようです。
気象庁の発表によると、
今年は、ラニーニャ現象が夏まで続く予報です。
気象庁は12日(木)、最新のエルニーニョ監視速報を発表しました。春に終息するとみられていたラニーニャ現象は長引く可能性が高まり、夏まで続く見通しです。 (引用元:ウェザーニュースより)
ラニーニャ現象が発生した場合、
夏は、3〜4割近い地域で平均気温が高くなり、暑くなるようです。
(引用元:気象庁HPより)
さて、脱水症状にならないように、
大好きなアイスコーヒーも控えめに、
しっかり、水分と塩分を補給しながら、
冷凍庫には、保冷剤をキンキンに凍らせて
熱中症に備えています。
さて、屋内にいても熱中症になる猛暑日ですが、
夫氏は、外回りが多い職種。
日中の屋外はあまりにも過酷なので、少しでも暑さをしのげるものはないかと、
ネッククーラーを自作してみたのですが、これが、意外に好評でした。
そこで、今回は、ネッククーラーの作り方をまとめてみました。
よかったら、ご参考くださいね。
ネッククーラーの種類
ネッククーラーには、主に2種類があります。
- 高化学ポリマー入りの濡らして使うタイプ
- 凍らせた保冷剤を入れるタイプ
ネッククーラー|濡らすタイプ
高化学ポリマー入りの濡らして使うタイプは、
ぬるくなったら体から外して風を当てると冷たさが戻る、という仕様です。
細めで軽く、いろんなデザインが出ていてるので、オフィスなど屋内での使用におすすめです。
ただし、夏の畑仕事で、このタイプを使ったことがありますが、炎天下ではいまいちでした。
ぬるくなる度に外していたら作業がはかどらず、
かといって、ぬるいまま使い続けると、かえって暑く感じました。
また、高化学ポリマーは水分を吸収するので、洗剤での洗濯はNGです。
洗剤を使わないでください。ポリマーが洗剤を吸収し、肌トラブルの原因になります。 (引用元:しろくまのきもちHPより)
つまり、汗も吸収してしまいます。
屋外で大量に汗をかくようなシチュエーションは、衛生面からも、長期的な使用は控えた方がよさそうです。
真夏のライドにはかなり効果的。ただ、あまりに保水力が高いため雑菌が繁殖しやすいのか、臭いが出る事がある点に注意。値段も高くないので、数回使ったら買い換えるのが良いと思います。
— ばる (@barubaru24) July 16, 2018
ネッククーラー|保冷剤タイプ
保冷剤入りタイプのネッククーラーは、
凍った保冷剤を使うので冷涼感がしっかり感じられる点では、たいへん優れています。
しかし、素材によっては、結露を吸収して重くなったり、
洗濯時に、カバーの縫い代が乾きにくく、生臭くなることがありました。
ネッククーラー(保冷剤入り)の作り方
おすすめのネッククーラー素材|冷却タオル
そこで、私が選んだのが、冷却タオルです。
ホームセンターや100均に行くと、
冷感タオル、クールタオルなどの名称で販売されています。
冷却タオルを使ったネッククーラーは、次の点でおすすめです。
- 凹凸部分の黒い点が入っているので縫い目が目立ちにくい
- 保冷剤の結露がすぐに乾くため重たくならない
- 保冷剤が融けた後でも、冷却タオルで涼しさが持つ
- 洗濯してもすぐに乾く
凹凸部分の黒い点を目印に縫えるので、裁縫が苦手な私でもきれいに仕上がりました。
どれでも首にかける長さは十分あると思いますが、
商品によって長さが異なるので、お好みで長さを選んでみてくださいね。
ネッククーラー材料|手ぬぐい
タオルのように細長い手ぬぐいでも作成できます。
手ぬぐいで作る時の注意点は、二重にすることです。
1枚だと薄く、保冷剤が冷たすぎに感じる場合があります。
首を冷やしすぎないように気をつけましょう。
ネッククーラー素材|色
素材の色は、
黒系マスクは熱を吸収しやすいので、避けた方がよいでしょう。
今回は、ダイソーさんの200円商品クールタオル(色:青・サイズ:20cmx100cm)を選びました。
ネッククーラーの作り方
作り方は簡単です。
縦に三つ折りにして、6箇所縫うだけです。
それでは、さっそく作りましょう。
ネッククーラー(保冷剤入り)材料
布(首からさげられる長さ)……1枚
保冷剤……3つ
道具:針・糸
冷却タオルの裏表を確認
冷却タオルには、表と裏があります。
肌に当てるほうの凹凸のある面を確認します。
保冷剤をいれるポケットの土台を作る
保冷剤を入れるために、筒状にします。
保冷剤を出し入れしやすいように、ポケットのふたの部分を少し折って3つ折りにします。
今回使った横幅20cmの冷却タオルは、
ふたに、約2.5cm
残りを半分に折って、幅 約8cm、にします。
(ちょっと計算が合わないのですが厚みのせいでしょうか。。。)
ポケットの位置をカスタマイズ
保冷剤を入れるポケットは、熱中症対策の冷却ポイントを含めた、次の3ヶ所です。
- 首の左横 (熱中症冷却ポイント)
- 首の右横 (熱中症冷却ポイント)
- 首の後ろ
入れる保冷剤のサイズにあわせてポケットの縫う位置を決めます。
保冷剤は、四角タイプより、広範囲に冷やせるやや細長いタイプがおすすめです。
今回は、14cmのポケットを3箇所作りました。
ポケットの位置を縫う
まず、首の後ろ部分のポケットを作ります。
100cmを半分に折って、中央から左右7cmずつ合計14cmをとり、縦に手縫いします。
これで首の後ろのポケット完成です。
次に、首の横左右部分のポケットを作ります。
両サイドの保冷剤ポケットの位置を決めます。
熱中症になった時に冷やしたらよいとされている首筋に当たるように、首にかけて、自分の体のサイズにあうポケットの位置を確認します。
同じように、保冷剤が入る長さのポケットを手縫いします。
以上、縫うところは4箇所だけです。
タオルの両端は閉じず広げているので、タオルとしても汗も拭けるようにしています。
ネッククーラーの持ち運び
猛暑日になると、せっかく作ったネッククーラーの保冷剤がすぐに溶けてしまいます。
肝心の暑い時間まで保冷剤をもたせるためには、保冷バックでの持参がおすすめです。
これも100均にあるような保冷バックを二重で持参すると、お昼の時間帯まで持ちます。
使ったあとの感想
保冷剤自体は、使っていると1時間くらいしか持たないけれど、
保冷剤につく水滴の効果で冷却タオルとして機能しているから涼しい、
のだそうです。
Youtubeに上がっているようなオシャレネッククーラーではありませんが、
簡単に作れて機能的なので、熱中症対策に是非ご参考くださいね!