こんにちは、QUATRE(キャトル)です。
昨日はお仕事がおやすみだったので記事をひとつ書いて、天気がよかったので湧き水を汲みに山へ行ってきました。途中、梅が咲いていてとってもきれいでした。
桜ももうちょっと。桜の開花情報を更新してみました。
夕方、スーパーで買い物をしていたら、スマホにオードリータン氏のニュース。家に帰って読んでびっくり。うれしいニュースだったので調べていたら深夜になってしまいました。なんとか調べたことをまとめてみました。
東京都 新型コロナウイルス感染症対策サイト
東京都は、3月4日に「東京都 新型コロナウイルス対策サイト」を開設しました。
小池知事のツイートからは、「情報更新を頻繁に流すのね〜」くらいに思っていたのですが…
本日の #新型コロナウイルス感染症対策本部会議 で報告いたしました コロナ対策の選用サイトを開設しました。新型コロナウイルス感染症対策に関する最新情報をできるだけリアルタイムでお伝えします。どうぞご覧ください。コチラ→ https://t.co/istd6Vjx4T
— 小池百合子 (@ecoyuri) March 3, 2020
ところが、宮坂副知事のツイートをみると、
PC音痴の私でも、何かすごいことが起こっているらしいことは分かります。
東京都のデータを集めた公式サイトを急ぎ開設しました。今後はデータ公開をさらに進めて東京都オープンデータサイトから生データをダウンロードして利活用できるようにしていきます。ご活用ください。
— 宮坂学 Manabu Miyasaka (@miyasaka) March 3, 2020
東京都 新型コロナウイルス対策サイト - covid19 https://t.co/YwIojsQENy
早速、「東京都新型コロナウイルス対策サイト」にアクセスしてみました。
正直、東京都の情報公開の見える化の取り組み姿勢にびっくりしました。
東京都新型コロナウイルス対策サイト|情報公開
要望の多かったPCR検査累積数/日毎や入院中、軽症、重症、死亡、退院、都営地下鉄、オープンデータへのリンク追加。多くの方からの活発なサポート&深い貢献、そして暖かい言葉をいただいただき感謝です。チーム一同、励みます。#ともにつくろうhttps://t.co/VzXNHR7Hm8
— 宮坂学 Manabu Miyasaka (@miyasaka) March 5, 2020
リアルタイムに要望を反映させているのは、さすが元ヤフー社長宮坂副知事です。
都内の新型コロナウイルスの最新感染動向の詳細データをグラフや表で視覚化、相談窓口の情報、症状の判断基準などの情報、健康管理など、
とにかく、分かりやすいのです。
(引用元:東京都「新型コロナウイルス感染症対策サイト」より引用)
東京都新型コロナウイルス対策サイト|GitHub
さらにすごいことが、GitHubでソースコードを公開、修正受付けをしているとのこと。
最初聞いたときは、意味が理解できず、チンプンカンプン。
ところが、小池知事のツイートに台湾の新型コロナウイルス対策での神対応と言われた、あのオードリータンIT大臣の名前が登場ではないですか。
台湾のIT大臣のオードリータンさんにも翻訳に参加いただきました。謝謝です。多くの人に届くように多言語版の開発を進めていきます。 https://t.co/1h4luoEjh4
— 小池百合子 (@ecoyuri) March 8, 2020
あのオードリータンIT大臣と小池知事との間で一体何が!?
そもそもGitHubって何?
GitHubって何?ってところから、なにが起こっているのかを理解したくて、がんばってググって理解を試みました。
忘備録として、ざっくりメモすると、
Gitは、いつ誰が変更したかバージョンの履歴がわかる管理システムのこと
GitHubは、そのGitを使ったウェブサービスのこと
本当にざっくりすぎてすまないです。これ以上はわたしの理解力ではムリです汗
新型コロナウイルス対策サイトを、東京都は都庁職員だけで作るのではなくて、みんなが使いやすいサイトにするために、GitHubでソースコードを公開して、修正したほうがいいところなどの意見を募って、バージョンアップしていくということなのです。
すごい!
そのGitHubの東京都のページに、オードリータンIT大臣がアクセス。言語選択の 「繁体字」を「繁體字」にプルリクエスト(修正を提案)してくれたということに、小池知事が答えたというわけです。
このスピード感が、とにかくかっこよすぎです。
(引用元:GitHub tokyo-metropolitan-gov アカウントより)
台湾の新型コロナウイルス対策
台湾で初の新型コロナウイルス感染症患者が確認されたのが1月21日。
1月30日までに8人の感染者が出ているにもかかわらず、世界保健機関(WHO)は、政治的な理由から、1月22日、23日、30日の緊急委員会に台湾当局を招待しませんでした。
これには世界各国から批判がおこって、2月11日から台湾も緊急会議への参加が認められたのですが、その間の台湾の対応が高く評価されました。
WHOから情報提供を受けているはずの中国、韓国、日本で患者数が増加しているのに対して、情報の締め出しにあっていた台湾の発症者の増加が圧倒的に少なかったからです。
(引用元:Coronavirus COVID-19 Global Cases by Johns Hopkins CSSEより)
台湾の対応は神対応と絶賛され、なかでも中央感染症指揮センターの陳時中指揮官やオードリータンIT大臣ならではのITを駆使した対応が注目されました。
台湾の学校運営の基準
- 始業前の消毒
- 登校時の検温の実施
- 教員か生徒1人の感染が確認されれば当該クラスを学級閉鎖
- 校内で14日以内に2人以上の感染者が出た場合は休校
など、学校運営基準を設けて、
2月25日に再開しています。
オードリータンIT大臣神対応|twitter
衛生福利部(保健省)中央健康保険署と連携してマスクの在庫数がわかるサイトを公開。2月6日には、大臣自らが国民に「マスクが必要な人にシェアして!」とお願いのツイートをしています。
🙏 請大家幫忙把這個網址 https://t.co/3IUH0I0099 分享給「有需要購買口罩的人」。
— Audrey Tang 唐鳳 (@audreyt) February 6, 2020
📈 打開 #口罩供需資訊 網頁,可以看到民間社群與健保署過去兩天共同努力的成果。
ℹ️ 最後,除了再次感謝社群與健保署同仁,也提醒請把資源優先留給「有需要購買口罩的人」。#臺灣加油 #每一個by後面都是神隊友
この情報公開によって、民間の有志のITエンジニアたちが、マスクを販売する薬局やコンビニの在庫状況などデータを反映させたマスクマップをサイトやアプリを作成して、だれもが無料でその情報をリアルタイムに確認できるながれにつながりました。
オードリータン大臣の神対応番外編
オードリータン氏は、「トランスジェンダーは、自由度が高くすべての立場に寄り添える」と言っています。
ーーあなたはトランスジェンダーとして世界初の閣僚と言われています。自分がトランスジェンダーだと思ったのはいつごろのことですか?
「20歳のころに男性ホルモンの濃度を検査して、だいたい男女の中間だと分かったときです。両親が『男性はこう、女性はこうあるべき』という教育をしなかったので、私はずっと性別に関して特定の認識がありませんでした。12歳のころに出合ったインターネットの世界でも、性別について名乗る必要も聞かれることもなかったですし。10代で男性の、20代で女性の思春期も経験しました。自分が男性か女性のどちらかに属する存在だとは思っていないんです」
――トランスジェンダーであることは、あなたの仕事に影響を与えましたか。
「物事を考えるときに男女という枠にとらわれずにいられるから、大半の人よりも自由度が高いんですね。すべての立場に寄り添えるというよさもあります」(引用元:yahooニュースより)
Twitterで、福島県産の干し柿を「激ウマ!」とツイートしています。
. @Taiwan_in_UK & @TW_Eswatini, too slow!
— Audrey Tang 唐鳳 (@audreyt) March 10, 2019
I accept @eballgogogo’s #推特吃 challenge.#TaiwanCanHelp its friends in #Japan by eating persimmons from #Fukushima.
They taste superb 😍 (but sadly cannot be purchased in Taiwan.)
👉 Up next, @chimaichen. pic.twitter.com/OrQcm7uZlT
国籍を越えて被災地への寄り添う姿勢も、また、神対応だなと思って、うれしく思いました。